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- 二級建築士、福祉住環境コーディネーターの他にも、測量士に2級土木施工管理技士と、いろいろな資格をお持ちですね。リフォーム業界に入られた経緯が気になります。
- 今の仕事に就くまでを説明する少し長くなりますが・・・。小さい頃から自然が好きで、その自然を守るために自分には何ができるか真剣に考えていました。自然のことをもっとよく知るために大学で林学を専攻し、その中で木造住宅についても学んで興味を持ちました。そこでまずは「木材」を生産する「森林」を整備する仕事をしたいと思い、卒業後は土木工事の設計コンサルタント会社に就職したんです。「森林」を整備するためにには「林道」が必要ですから、「自然」に直接関われる仕事なんです。道路設計の他にも、駐車場や道の駅、公園の設計を行い、自分の設計したものを沢山の人が利用してくれているのを見ることができ、とてもやりがいがありました。そういう経験もあって、今度はもっと身近なところで、快適に暮らせる環境づくりをしたいと考えるようになったんです。
- それでMIWAランドに入社されたわけですね。現在はどのようなお仕事をされていますか。
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入社後1年間は「リフォームアドバイザー」として営業を経験しました。今は「コーディネーター」としてアドバイザーと同行し、お客様の要望や理想を聞き出し、プランを作り上げていく中で、打合せがスムーズに進むようにその場でイメージパースを描いたり、プランニングボードや施工図、納まり図などを作成し、説明したりしています。また、CGシミュレーションの中で歩いて見ることで、完成後をイメージしていただけるようにもしています。工事中は現場に出てお客様とコミュニケーションをとったり、イメージ通りにできているか確認したり、職人さんに細かい納まりの指示を行うなど、施工監理もしています。
- 「対・お客様」、そして「対・現場」であるコーディネーターのお仕事において、大変なことや常に心がけていることはありますか。
- 私の仕事はお客様の要望や理想を聞き出してプロとしての提案を盛り込みながらお客様とともにリフォームプランを作り上げることですが、プランニングしているとどんどん要望が出てきて当初のリフォームの目的とかけ離れ最終的に予算的な負担が大きくなってしまうおそれがありますので、なぜリフォームしようと思ったのかという原点を忘れずに話を進めることを一番に心がけています。
それから、工事中の現場やお支払いの事までリフォームすること全般において不安なところはないか気を配るようにしています。お客様が不安に感じていそうなことは先取りして説明するようにし、アドバイザーと2人3脚でサポートします。当社ではどの時期にどんなことを決めるかなど、工事までの「プランニングスケジュール」をお客様の予定に合わせて作成しますので、リフォームが初めてというお客様でも安心して進めていくことができます。工事前は職人の現場調査やショールーム見学など色々予定が詰まってきますので、お客様と予定を調整しながらプランニングしているんです。
- 施工現場だけでなく、プランニングにも段取りを付けてわかりやすく進めているのですね。リフォーム初心者には有難い仕組みです。それでは「これだけは負けない」という得意リフォームを教えて下さい。
- 間取り変更のリフォームですね。最近はリビング・ダイニング・キッチンをワンルームにリフォームするお客様が多く見られますが、特に一日で過ごす時間が一番長いLDKのリフォームはTVや雑誌など興味があってよく見ています。こんなLDKにしたら素敵だなぁと自分の家のようにお客様のプランを考えますが、もちろんお客様に押しつけたりはしません。家族が集い過ごし、また、来客をおもてなしする重要な場所ですから、お客様のイメージしているインテリアスタイルにもこだわってセンス良くかつ実用的な空間づくりをしています。LDKの使い勝手については実際に私も主婦として家事をする中や、お客様からのお話を聞いて参考にしている事も多いですね。
- まだアドバイザーだった時に、実家の6畳の和室の一部にクローゼットを造作するリフォームをしたのですが、完成後のイメージがわかないと思ってパースを描いて見せてあげたところ「こういうのがあると本当にイメージがわいて良いわね!」とすごく喜んでくれました。それがきっかけでお客様に完成後のイメージを描いてあげるようになり、今のコーディネーターとしての私がいます。
- なるほど、実際の喜びの声がヒントになったのですね。今後はリフォームアドバイザーとしてどのようなことを目指したいですか。
- 先日地球温暖化防止のため温室効果ガスの削減を義務づけた京都議定書が発行されましたが、私たち一人ひとりが生活スタイルを見直し本気で温室効果ガスの排出を抑えていかなければならない時がきました。建替えを考える前に生活スタイルをもう一度見直し、それに合わせたリフォームをすれば、まだまだ快適に住むことができる家が沢山あるはずです。リフォームで家の断熱効果を上げて冷暖房をあまり使わないようにしたり、内装や外装を木や土壁など環境にやさしい素材に替えたりすることは、二酸化炭素や廃棄物の削減になります。これからはできる限り人や地球環境にやさしい素材や施工方法についてもお勧めしながらリフォームをご提案していけたらと思っています。豊かな自然環境を守ることに少しでも貢献していきたいです。
- 初志貫徹。小菅さんの「自然」への思いにはそんな言葉が浮かびます。住環境をつくる側が自然環境を守ることを考え実践する、それは当たり前の事でありながら難しく考えられがちですが・・・。
- 私は休日など時間がある時は、街へ出かけるよりも自然が沢山あるところへドライブに出かけることが多いんです。綺麗な景色を見たりおいしいものを食べたりして、とにかく自然を満喫することが好きです。そういう簡単で身近なことが自然を愛することにつながっているのだと思います。「住環境」についても同じで、私は家ではゆっくり映画鑑賞(特に洋画)するのが好きなんですが、ついストーリーよりも周りの背景(インテリアや家や庭)を見てしまいます。好きなものというのはそうやって自分の中で自然に大事にされていくものですよね。
- それでは最後にリフォームを考えている人にアドバイスを下さい。
- リフォームは新築と比べて短期間の打合せで工事を行います。イメージ通りにリフォームを成功させるためには、どれだけ密に細かい打合せするかにかかっていると思います。例えばキッチンの改修一つにしても様々なプランが考えられます。簡単な打合せでイメージがわかないまま契約し、100万や200万円もかけたのに結局使い勝手が変わらないなんてもったいないですよね。「こんな不便な所が解消できて、こんな風にしたいなぁ」と遠慮なく要望を話してください。全ての要望を取り入れることが不可能だとしても、良心的な業者はプロとしてお客様にとって最適なリフォームをご提案し、イメージがわいてお客様が納得できるまでとことん真剣に付き合う心意気を持っているはずです。
よく打合せ中に「出来上がるのが楽しみです!」と言っていただけるのですが、ご提案している私も本当にリフォームの完成が待ち遠しいです。社名の由来「ディズニーランド」のように、ぜひMIWAランドでリフォームするお客様には、ドキドキワクワク完成が待ち遠しいリフォームをしていただきたいと思っています。
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小菅 昌子さん
1976年、神奈川県横浜市出身。大学にて林学を学ぶ。卒業後は設計コンサルタント会社に勤務。公園等の設計業務を経て、平成14年MIWAランド入社後、二級建築士を取得。一年間アドバイザーを経験し、現在は同社コーディネーターとして活躍中。
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